#03

EPISODE 3 終焉を望む者、終焉に臨む者

増殖分裂するノイズを殲滅した絶唱の三重唱。
だが、その場にて爆発的に高まったフォニックゲインは、
蛹の状態にて眠る完全聖遺物ネフィリムを覚醒させてしまう。

響たちを謀り、生きていたウェル博士は、
ナスターシャ教授たちと通じ、人類に敵対する。
闇に身を潜める者たちの昏い思惑。
だが少しずつ歯車は狂い、早くも思惑から外れた軋みを奏ではじめる。

アジトとした廃病院よりナスターシャたちを送り出したウェルは、
誰に邪魔されることなくひとり策謀を巡らせる。

その渦中に飛び込んでいくシンフォギア装者たちは、
纏ったギアの重さに戸惑い、予期せぬ苦戦を強いられることになる。
生化学者であるウェルの搦め手は、初めて相対する脅威であった。