Keyword

用語解説

ライブ会場の惨劇

本編より約2年前の出来事。
ツヴァイウィングの公演中に認定特異災害ノイズが大量発生した一件。

その場には、観客、関係者あわせて10万を超える人間が居合わせており、
死者、行方不明者の総数が、12874人にのぼる大惨事となった。
(ただしノイズによる死者は全体の1/3程度であり、
 残りは逃走中の将棋倒しによる圧死や、避難路の確保を争った末の暴行による傷害致死である)

死者の中にはツヴァイウィングのひとり、天羽奏も含まれており、
これを契機として、ツヴァイウィングは解散となる。

今もってなお、多くの人々の心に傷を残している出来事である。

実は、このライブの裏側では、
特異災害対策機動部二課の指揮のもと、秘密の実験が行われていた。

ツヴァイウィングの歌唱と、
そこに連なるオーディエンスたちから放たれるフォニックゲインにて
「ネフシュタンの鎧」を起動させる実験である。

実験は一応の成功を収め、
ネフシュタンの鎧は起動するのだが、
直後、フィーネの手引きによって発生したノイズがライブ会場を席巻し、
その混乱に乗じてネフシュタンの鎧は強奪されてしまうのであった。